バチ抜けシーバス 0304
2週間ぶりのバチ抜けシーバス
デイゲーム開幕の予感?
前回吹いた強風は、どうやら春一番ではなかったようだ。
だが、確実に暖かくなり、水温は上がり魚の活性を上げてくれている。
少し沖ではカタクチイワシが寄り、デイでシーバスが爆釣した様子。
しばらくすれば岸にも寄り始めるだろう。
この半年ルアーフィッシングに改めて向き合い、ベイトの有無が釣果にもたらす影響の大きさを学んだ。
自分にとっては、シーバス=デイゲームなので、早く暖かな陽気のもとシーバスの顔を拝める日が来ればよい。
さて、本題のバチ抜けシーバス。
今回も前回の潮周りと同じポイントを打つことにする。
17時すぎにポイントへ赴くと、すでにアングラーの姿がちらほら。
ゆっくりリーダーを結びなおすなどして時合の訪れを待つ。
途中、配慮のない家族連れアングラーが来て気分を害された。
下手に立ち丁寧にお願いしたが、応じてくれることはなかった。
お互いの危険を避けるため、お互いが気持ちよく釣りをできるために話をしたのだが通じなかったようで残念だ。
満潮を迎え、下げに入る。このポイントは海の影響が大きく、下げ始めても流れが出ない。
そのため、他のポイントならバチが流れ始める頃合いになっても、姿は見えない。
他のポイントに入っていたダイスケ氏より釣れたとの報せが入り、焦る二人。
そちらに移動しようかと考えるも、時すでに遅し。
このポイントと心中を決めることにする。
やがて、水面にもよもよと動くバチの姿が見え始めた。
それに応じるようにボイルが起き始める。
しかし、なかなかアタらない。
先にBETTY氏にヒット。50㎝ほどのシーバスだ。
時合到達。エリア10で表層を流す。まだ流れはない。
しばらくすると、ヒット。
心地よい引きを味わい、ランディング。
間違いなくシーバスだ。サイズは同じくらい。
毎回思うが、テイルウォークで釣るシーバスは本当に楽しい。
メバルロッドなのでティップは柔らかく、フッキングが決まりやすい。
シーバスを掛ければロッドは弓なりに曲がり、視覚的にも楽しめる。
柔らかいことで魚の引きをいなすし、エラ洗いをされても一定のテンションを保ちやすい。
それでいてバットは驚くほど強く、魚を着実に寄せる力を秘めている。
背負えるルアーウエイトはもちろん限界があるが、小場所なら注意して投げればロッドを折る心配はないだろう。
メーター級のヤガラや30㎝オーバーのヒラアジも獲れるロッドだ。
この後、このロッドのポテンシャルを垣間見ることになる。こうご期待。
ボイルは断続的に起きている。まだまだチャンスだ。
BETTY氏に続けざまにヒット。またしてもシーバス。
元気な個体で、良い引きを見せてくれた。
しばらくヒットが遠のいたので、気分を変える意味も込めてPLEX水面直下に変更。
波がなく水面が静かなので、引き波を立てるイメージで引いてくる。するとヒット。
その瞬間、激しいエラ洗いを見せ、抵抗する。
ドラグを出す引きを楽しみ、寄せてくる。良型だ。
BETTY氏にタモ入れをしてもらう。
ランディングに成功。
良型だ。ウグイの。
こんなに大きなウグイは初めて見た。
ランカーキターーー!!!!! pic.twitter.com/edaBDpWseL
— ウグイハンター イガ (@igrs__official) 2018年3月3日
見よ、この大きな腹を。不摂生を極めた王様のような貫禄だ。
通りで引くわけだ。このウグイの引きをもろともしないスラッシュボイル、やはり良いロッドだ。
しかし、ウグイもエラ洗いをするとは知らなかった。紛らわしいことこの上ない。
またもBETTY氏はシーバスをゲット。この頃になると、ウグイハンターの称号を譲ると言ってくる。
嫌だと拒んでいたが、このあと、断れない状況に追い込まれる。
僕が釣りたいのは良型シーバスです。お帰り下さい。
ついに心を折られた僕は、ウグイハンターを襲名することを決意。
さらにもう1匹追加することに成功(?)し、時合終了。
結局BETTY氏は3,4本のシーバスをゲット。
対して私は1シーバス3ウグイ。ウグイの猛打賞達成である。
ちゃんとシーバスも釣れたし…(震え声)
— ウグイハンター イガ (@igrs__official) 2018年3月3日
ウグイ3匹… pic.twitter.com/HjLRBsRZir