とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

湾奥バチ抜けシーバス 0202 0203

初のバチ抜けシーバス。結果やいかに

湾奥バチ抜け開幕の予感 0202

どうやら前回の大潮周りからバチ抜けが始まったようだ。シーバスに傾倒する後輩アングラーは、前回の大潮周りで撥抜けシーバスをゲット。

 

そうと聞いて、行かずにいられるか。昨年晩秋の最盛期以降、湾奥シーバスの引きをしばらく味わっていない。

 

過去のエントリは以下から。

tsurigasukidesu.hatenadiary.jp

 

バチ抜けといえば、アップに流し流れに乗せ、流されるバチを演出する...イメージはできているつもりだが、なにせ実践経験がない。

 

そこで、kawabe氏のリードの元、バチ抜けシーバスに挑むことにしたのだった。

 

先の大潮周りではサイズが出なかったようだが、今回は、産卵を終え湾奥に戻ってきたシーバスもターゲットとなる期待が持てるという。

 

タックルは迷ったが、誂え向きのLクラスやそれより柔らかいシーバスロッドを持ち合わせていないため、テイルウォークのスラッシュボイル806ULを選択した。

 

Max6gの繊細なロッドだが、バットパワーが強いのは奄美遠征などで織り込み済み、シーバス相手にも苦労はないだろうと判断した。

 

早速、地元河川の上流部へ。

 

ここはかつて、自分が小学生のころハゼ釣りに来たようなポイントで、到底シーバスが遡上するとは思えないような場所だ。

 

しかしどうやらシーバスはかなり川を遡上するようで、河口から2,3kmのこのあたりならフィーディングのメインスポットともなるようだ。

 

説明を受け、実践する。持ってきたルアーはエリア10、マニックなど、バチ抜けの鉄板となりうるルアーたち。

 

満潮時刻を迎え、そろそろバチが抜け始めるか...というところだが、状況は芳しくない様子。

 

いつもなら無数のバチが抜け、そこいらでボイルが起き始めるらしい。

 

目視できるバチがおらず、ボトムを狙うのがいいのでは、とのアドバイスを受け、マニックを沈め、ボトム付近をトレースすることに。

 

流速が出てくると、デッドスローでボトムを流すのが容易になってきた。

 

なかなかバイトを得られないが、辛抱強くルアーを流れに乗せる。

 

すると、足元の敷石の落ち込みの先で、ヒット。

 

ルアー回収直前のことで焦ったが、乗せることに成功した。

 

テイルウォークが心地よくしなる。久々のシーバスの引きを十分味わい、ネットイン。

 

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サイズは40㎝あるかどうか、産卵に絡んでいないであろう個体だ。

 

それでも初めてのバチ抜けで手にしたシーバスは嬉しい。

 

リリースし、その後もネバリ強くボトム付近を探るが、反応を得られなかった。

 

僕は速めに帰宅したが、kawabe氏はその後一つ下流のポイントへ移動し、

3つのバイトのうち、1匹をキャッチすることに成功したようだ。

 

釣れる釣れるとは言いながら、中々試すことのなかったバチ抜けシーバス。なんとか一尾を手にすることができ、満足したフライデーナイト。

 

―タックル―
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル806UL
リール:17アルテグラ C3000HG
ライン:よつあみ(YGK) フロンティアX8 ショア1号
ヒットルアー:DUO ベイルーフ マニック75 マット赤イソメ
 

 

 

2日連続の出動。サイズアップなるか! 0203

前日の釣行ですっかりシーバスモードになった僕の体は、自然と上げ8部の地元河川へと向くのだった。

 

この日もkawabe氏とともに釣行。

 

潮周りは前日よりもさらにバチ抜けにとって都合がいいらしい。 

 

期待しながら橋げたの明暗に目を凝らすと、早くも数匹のバチが見えた。

 

これは期待できますとkawabe氏。

 

まだ魚は上ずっていないようなので、僕は前日と同じくマニックを、彼も同様にボトムをトレースする。

 

すると、ヒットの声。急いでタモ入れに向かう。

 

釣れたのはウグイ?マルタ?見慣れない魚でした。

 

いまさらですが、大量の料理を目の前まで給仕してくれる食べ放題レストラン(無料)があったら、客が殺到するのは道理にかなってる。

 

水の中には当然シーバス以外の魚も大挙しているはずだ。

 

シーバスではなかったが、魚からの反応があったことにモチベートされ、二人は黙々とルアーを放る。

 

前日より明らかにバチの数が多い。

 

正直な話、僕がルアー釣りをはじめたのは虫エサが触れないからで、そんな僕にとっては吐き気を催すくらいのバチの数だった。

 

ボトムをマニックでねちねちと探っていると、流心から少し外れたポイントでヒット。

 

しかし、フッキングに至らなかった。

 

このころから、にわかに水面がざわつき始め、各所でボイルが起きるようになった。

 

しかし、中々ルアーには反応しない。バチが多く、とてもルアーには見向きもしないのか。

 

端の上流側でのボイルが少なくなってきたので、下流側の暗い方へ移動。

 

よくよく観察していると、同じピンでボイルが起きているのが分かった。

 

そこで、ルアーをエリア10に変更し、水面を滑らす。

 

川の流れに任せ、ルアーは置いておくイメージで。

 

うまくリトリーブのコースを入れ、ボイルの起きていたピンにルアーが入った。

 

そのとき、「あ、食うな」と直感した。なんでかわからないが、イメージとしてはアジングで狙った層にジグヘッドが入り、ジグヘッドの状態が明確にイメージできるような感じ。

 

あの感覚に似ている。ともかく、次の瞬間、食った。

 

ヒットと同時に連続エラ洗い。10回ほどだろうか。

 

スラッシュボイルの柔らかいティップがそれをいなしてくれる。

 

このロッドだとあまりドラグが鳴らないのがその証左だろう。

 

と同時に、強いバットで魚を寄せてきてくれる。

 

足元まで寄せると、再び抵抗する。強い引きだ。

 

フックが1本外れるいやな感触がしたが、3本あるので大丈夫だろう。

 

浮かせ、ネットイン。

 

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久々の良いシーバスに、手が震える。

 

上唇の堅い所にしっかりフッキングしており、ばれることはなさそうだった。

 

上の写真を見れば、いかに焦っていたかわかるだろう。

 

足で歪むメジャーを抑えたつもりが、全くうまくいっていない。

 

70オーバーといったところか。アフターの個体は弱いと聞いていたが、バチを豊富に食べていたのだろう、コンディションは良好だった。

 

タモに入れ、水中に戻す。エラに酸素を送り込むと、やがて元気を取り戻したのでリリース。

 

ようやくスズキらしい魚が釣れ、満足。

 

kawabe氏の恨めしそうな眼をよそに投げ続ける。

 

と、kawabe氏にヒット。直後にエラ洗い。

 

その音から、良型と確信したが、そこでばれてしまった様子。

 

悔しがるkawabe氏。逃がした魚は、えてして大きい。

 

僕は、護岸沿いのアップに投げ、ヨシが茂る岸際をトレースしていた。

 

すると、ヒット。こちらもボイルが散発していたピンだ。

 

最初の引きから、こちらも60~70はありそうな良型。

 

だが、すぐにフックアウトしてしまった。

 

悔しい一本だった。

 

その後はボイルが各所で起きるが、なかなかヒットしない。

 

ルアーを回収すればバチがフックについているほどの抜け方。

 

魚はバチに狂い、ルアーに見向きもしないのか...

 

わからないが、やがて辺りは静かになってしまった。

 

腹も減ったので、納竿することにした。

 

―タックル―
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル806UL
リール:17アルテグラ C3000HG
ライン:よつあみ(YGK) フロンティアX8 ショア1号
ヒットルアー:DUO マニック75
       GAIA エリア10