中紀 ライトショアジギング アジング 0922 0923
食欲の秋?スポーツの秋?いいえ、釣りの秋。
久々の遠征は、和歌山。前回はスカを食らったが、雪辱を晴らすことはできるのか。
tsurigasukidesu.hatenadiary.jp
というわけで、事前の情報収集から、ポイントを絞る。
夕マズメ、ナイト、そして朝マズメと一つのポイントで楽しんでしまおうという欲張りなポイント選択。
ポイントに到着したのは午後三時。
大阪や奈良からのアクセスがいいだけあって、そこそこの人。
着くや否や、サゴシらしきボイルが散見されるので、さっそくジグをセットし探っていくが反応はない。
一旦ボイルは落ち着いてしまったが、水面をベイトがにぎやかす。期待あふれる中紀の海に向かい、いろいろなルアーを投げていく。
この前仕入れた、ジャクソンのヘビーシンキングミノー、G-コントロールを投げていく。
ジャクソンのヘビーシンキングといえば、ピンテールチューンを思い起こすだろう。
しかし、このG-コントロールもよく飛び、派手なウォブリングと不規則なふらつきで自然に誘ってくれる。
堤防先にある離れ小島のような磯、その先に溜まるベイト。
鋭いアタリに、ロッドを立てるが、引かない。
あっさりと上がってきたのはいつも通りのサゴシサイズ。
サクッとリリースし、続けて同じルアーで探ると、サゴシがヒット。
サイズが出ない。足元を回遊するイワシはカタクチではないようで大きく、10~15cmほどなので、より大きなルアーを試してみることに。
手に取ったのは、デュエルのヘビーミノー110s。ショアプラッギングに使うルアーを試しに投入。
30g超あるそのミノーをベイトボールの向こうに投げ、少しレンジを入れリトリーブしてくると、ガツンと鋭いアタリ。
サゴシやタチウオなどの歯モノは、アタリは大きく、その後引かないパターンが多いので、どうせまたサゴシだと油断していると、ドラグをズルズルと出された。
サゴシとは異なるその青物らしき引きをいなしつつ、足元まで寄せると、見えたのはサゴシではなく「サワラ」。
目測ではあるが70~80cmはあろうかという魚体。
ランディングにかかるが、タモが必要なサイズが来るとは思っておらず、タモを用意していなかった。
南無三、と抜き上げにかかるも、案の定フックオフ。
なんという失態(いつも同じ過ちを繰り返す阿呆)。
阿呆と字引で引けば、私のことだと出てくるだろう。
あああと悔やんでも時すでに遅し。けなげに次の魚を狙うのだ。
そのまま大きめのミノーで探っていると、やはりまたしてもベイトボールが近づいたタイミングでヒット。
こちらも大きい。水面を跳ね暴れる。
「何が来た?」と隣に聞かれたので、「サワラだと思います」と答えた。
が、再び跳ねるその魚体は明らかにシーバス。
まさかシーバスが来るとは思っておらず、そのジャンプがエラ洗いだと気づかなかった。
今度はタモがある、と油断していると、足元に見える魚体の大きさにビビる。
丸く太った魚体は、あるいはヒラスズキだろうか?(というのもヒラが時折釣れるポイントらしい。)
心なしか引きが強かったのは、ヒラだったからか、太ったマルだったからか。
その答えを知る前に、足元でのエラ洗いによりフックオフ。
最近は跳ねる魚とやり取りをしておらず、シーバスの釣り方を忘れてしまった。
ティップを水面に突っ込んででもエラ洗いをさせぬべきだった。
えてして、逃がした魚は大きいものだ。
遠くでは、サゴシが跳ねている。
大きな魚の気配がなくなったので、Gコントロールに戻し、早めに誘っていると、ガツン。
ロッドエンドを腹に当ててはみるモノの、そんなこと必要ないサイズ。
先ほどよりは型の良いものが来たが、サワラを見せられると物足りない。
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ヒットルアー:
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アジング編
暗くなり始めると魚の足音が遠のいた。アジングタックルに持ち替えると、キャスト後のフォールでひったくられる。
先週房総で釣れたサイズと同じ、25㎝ほどのサバだった。
何匹か連続で釣った後、15㎝に満たないアジを5匹釣ったところで時合終了。
完全に暗くなると、堤防は太刀魚釣りであふれかえる。
少しだけ移動し、港の一番奥、常夜灯の並ぶ方へ。
ライズしているのはセイゴか?と、手早くワームで表層を引いてくると、あっさりヒットしたのはアジ。
ここから、足元に落として、ラインを張って待つだけで勝手にヒットするでたらめアジングの始まり。
今までしたどのアジングよりも簡単だった。
初めこそ楽しかったものの、良型を求めてボトムなどを探るものの反応なく、20匹ほど釣ったところで朝に備え寝ることに。
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再びのライトショアジギング
朝マズメ狙いの聴講者が増えそうだったので、早めに先日の夕マズメのポイントへ戻る。
まだ辺りは暗いが、ゼブラグロータイプのジグを放ってみる。
表層付近をゆっくり誘いたかったが手持ちのルアーではできず。
着水後のフォールでラインが止まったので合わせを入れると乗った。
あまりの引きの弱さに、銀色に光るアイツを想像すると、やはりそうだった。
F3あるなしといったところ。
その後はアタリなく、明るくなり始めたころにはサゴシが回遊を始めるも、ベイトが遠く苦戦。
完全に明るくなったころ、Gコントロールで表層を探っているとヒット。
サゴシとも違う重量感に、青物のような走り方。
見えた魚体はハマチだった。
昨秋はいくらでも釣っていたが、久々に釣るとやはり楽しい引きだ。
この日というか、このポイントではジグよりミノータイプの方が反応よく、周りでジグを一生懸命シャクっているアングラーにはアタリすらなかった。
自分もルアーをローテーションするものの、やはりミノー、特にGコントロールに戻した途端にヒットする。
前日の夕マズメと同サイズが1本。
またしても、ヘビーミノーに変えてみる。
すると、ベイトボールをかき分けたその瞬間にヒット。
昨日の最大サイズまでは程遠くとも、70㎝近いであろうサゴシを、面倒くさがり抜き上げようとしてまたしてもポロリ。
今度はタモ入れし、60㎝のサゴシをゲット。
このあと、ヘビーミノーにヒットしたと合わせた瞬間、ラインブレイク。
フロロの8号をスパッと切られてしまった。
キャストごとにリーダーは確認していた。横からバイトしてきて、運悪くリーダーを噛まれてしまったか。
ヒットルアーを無くしショックだが、今日の釣果は満足いくものだ。
ハマチはサイズこそ45㎝ほどだが、脂が程よく乗りおいしかった。
サゴシもおいしくいただいた。
楽しい和歌山遠征だった