紀北アジング・ライトショアジギング1108 1124
1年とは早いもので。
ふと思い返してみた。一年前の今頃、自分はいったい何をしていたのだろう。
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こんなことをしてました。(宣伝)
思い返せば、ダイスケ氏に誘われアジングを始めたのもちょうど昨年11月。
今となっては、自分の釣りの軸に据えるほどはまってしまったアジング。
遠征時には、本命が釣れなかった時の保険のような、なんともきな臭い使い方をしてしまっているのが申し訳ないが。
1年で、所属も肩書も、社会的地位も一変した。
あの頃は、まだ学生で、平日に外房に繰り出してはアジと戯れた。
次の日の予定など気にも留めず、夜を徹しアジのアタリを追い求めた。
今となっては、釣りに行けるのは週末の限られた時間。社会的責任も増し、釣りを心の底から楽しむことはできなくなって...いない。
立場や身分が変わろうと、海に出て糸を垂らせば、いつでも楽しめる。
尊い趣味に出会えたものだ。
話は逸れたが、もう3週間も前のこと。今年は青物をそんなに釣っていないなと、青物を釣るために紀北へ。
メジャーポイントに入るも、朝マズメはベイトの姿なく。
夕マズメに、港内に大量のマイワシやサバがたまっていたところに、メジロが回遊し、それを父親が仕留める。
対して、外海側でやっていた僕にはノーバイト。
やはり回遊魚釣りにおいて、ベイトの存在は特別大きなものと考えて差し支えないだろうと痛感。
夜は、近くの小島養魚場にて釣り堀アジング。
豆に交じり、一時20cmオーバーの太いアジが連発。
さらに、養魚場の外に向けリグを放ると、そちらでも同サイズの太い鯵が釣れた。
翌朝マズメにかけ、外海側でアジングをしていると、豆アジが食ってきたり、ラインに無数のベイトが当たったりとベイトの存在を確認できた。
そのまま朝お迎え、海面にはベイトの気配が漂う。
満潮を迎え、下げに向かい潮が流れ出したそのとき、ヘビーシンキングミノーにガツンとヒット。
最初のバイトは強烈だが、その後いまいち頑張らないのはサゴシ。
腹を膨らませ、たらふく飯を食べているご様子。
サゴシどのにはお帰り頂き、同様にヘビーシンキングミノーを投げ、表層を引いてくる。
と、2投連続でのヒット。
今度は先ほどより良く引く、ハマチ。
テトラでの取り込みに難儀した。引き上げるとフックは伸びていた。
純正のフックはいまいち強度がない様子、交換推奨だろう。
港内で釣っていた父親にもハマチとショゴがヒット。なんでや。
てな感じでそこそこ楽しめた紀北。
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ヒットルアー:
これの40gとかなかなかよさそう。
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かねてからTwitterで交流のあったエリートアジンガーとコラボ。
と、到着する前に尺アジゲットの報告。悶々とするも、まだまだ遠い紀北。
幸か不幸か、それ以降アタリがなくなったとのことで、爆風&極寒の紀北をランガン。
先月までは豆とはいえ入れ食いだったアジも渋く、相手をしてくれるのはサバがメイン。
どうにかデカアジをとあちこちめぐっては見るモノの、気配が感じられず。
朝マズメまで、極寒吹きさらしの堤防上で仮眠をとり(そのままコールドスリープに入るかと思った)、迎えた朝マズメ。
淡い期待も打ち砕く、豆がぽつぽつという状況。
ショアジギングに浮気などしてみるモノの、当然報われることもなかった。
またぜひこらぼしませう。
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ヒットルアー:
未踏の地 越前ライトショアジギング・アジング 1010 1013 1014
釣りは、幻想と後悔でできている
ブログ、サボると書くのが億劫になる。
もう1月も前の話だけれど、釣れても小さい、淡白な知多アジングに愛想を尽かした私は、魅惑の日本海へとついに足をのばした。
日本海といえば、豊饒の海、荒れ狂う冬の日本海..といったイメージだが、実際のところは。
そして、とにかく魚影が濃いという印象を抱く。少ない情報をかき集め
いざ行かん、越前。
地磯から何か釣れやしないかと、目星をつけたポイントへ入る。
も、イメージとは裏腹、潮は怠く、ベイトの姿も見えずにノーヒット。
沖からみるみるえげつない前線が近づいてきたのでそそくさと退散。
帰りしなに寄った漁港でアジングを試すと、1投目からあっさりと。
アタリが遠のいたため、移動し、船道を攻めると...
20cmほどの群れが遊んでくれた。
ことショアジギングに関しては幻想を打ち砕かれたが、アジの魚影は濃いと感じた。
朝マズメを打ちたくて、別日にすぐさま駆けつける。
まずはアジングで癒しを。すると、足元でシーバスがうろついているのを確認したので狙うも不発。
東尋坊が近いこともあり、闇磯を歩くのは少々勇気がいったが、たどり着き。
最高のロケーション。
遠投先の水深はかなりあり、潮も流れているため期待したが、肝心のベイトの姿なく、タチウオのようなアタリが複数あったのみで終了。
初めて来たよそ者に釣らせるほど甘い海ではないということだ。
8時過ぎ、前回とは違う漁港に入る。
先ほどの磯からほど近い場所であるのに、このアジの数。
盛期の外房のような、見えデイアジングを楽しむ。
と、アジが水面でパニックになる。そこを襲う黄色いヒレ。
先ほどまで血眼になり探していた青物の姿。
直後にヒットしたのは青物だろう、一瞬で糸を引き出され、なすすべなくラインブレイク。
越前のアジングブログを見ていると小マサがよく姿を見せるらしい。
やはり、ベイトのいるところに現れるのが青物なのかと痛感。
ベイトがいるならと、ショアジギングタックルを取り出しヘビーシンキングミノーを投げると、1投目でサゴシ。
なんだかなあと、納竿したのであった。
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ヒットルアー:
中紀 ライトショアジギング アジング 0922 0923
食欲の秋?スポーツの秋?いいえ、釣りの秋。
久々の遠征は、和歌山。前回はスカを食らったが、雪辱を晴らすことはできるのか。
tsurigasukidesu.hatenadiary.jp
というわけで、事前の情報収集から、ポイントを絞る。
夕マズメ、ナイト、そして朝マズメと一つのポイントで楽しんでしまおうという欲張りなポイント選択。
ポイントに到着したのは午後三時。
大阪や奈良からのアクセスがいいだけあって、そこそこの人。
着くや否や、サゴシらしきボイルが散見されるので、さっそくジグをセットし探っていくが反応はない。
一旦ボイルは落ち着いてしまったが、水面をベイトがにぎやかす。期待あふれる中紀の海に向かい、いろいろなルアーを投げていく。
この前仕入れた、ジャクソンのヘビーシンキングミノー、G-コントロールを投げていく。
ジャクソンのヘビーシンキングといえば、ピンテールチューンを思い起こすだろう。
しかし、このG-コントロールもよく飛び、派手なウォブリングと不規則なふらつきで自然に誘ってくれる。
堤防先にある離れ小島のような磯、その先に溜まるベイト。
鋭いアタリに、ロッドを立てるが、引かない。
あっさりと上がってきたのはいつも通りのサゴシサイズ。
サクッとリリースし、続けて同じルアーで探ると、サゴシがヒット。
サイズが出ない。足元を回遊するイワシはカタクチではないようで大きく、10~15cmほどなので、より大きなルアーを試してみることに。
手に取ったのは、デュエルのヘビーミノー110s。ショアプラッギングに使うルアーを試しに投入。
30g超あるそのミノーをベイトボールの向こうに投げ、少しレンジを入れリトリーブしてくると、ガツンと鋭いアタリ。
サゴシやタチウオなどの歯モノは、アタリは大きく、その後引かないパターンが多いので、どうせまたサゴシだと油断していると、ドラグをズルズルと出された。
サゴシとは異なるその青物らしき引きをいなしつつ、足元まで寄せると、見えたのはサゴシではなく「サワラ」。
目測ではあるが70~80cmはあろうかという魚体。
ランディングにかかるが、タモが必要なサイズが来るとは思っておらず、タモを用意していなかった。
南無三、と抜き上げにかかるも、案の定フックオフ。
なんという失態(いつも同じ過ちを繰り返す阿呆)。
阿呆と字引で引けば、私のことだと出てくるだろう。
あああと悔やんでも時すでに遅し。けなげに次の魚を狙うのだ。
そのまま大きめのミノーで探っていると、やはりまたしてもベイトボールが近づいたタイミングでヒット。
こちらも大きい。水面を跳ね暴れる。
「何が来た?」と隣に聞かれたので、「サワラだと思います」と答えた。
が、再び跳ねるその魚体は明らかにシーバス。
まさかシーバスが来るとは思っておらず、そのジャンプがエラ洗いだと気づかなかった。
今度はタモがある、と油断していると、足元に見える魚体の大きさにビビる。
丸く太った魚体は、あるいはヒラスズキだろうか?(というのもヒラが時折釣れるポイントらしい。)
心なしか引きが強かったのは、ヒラだったからか、太ったマルだったからか。
その答えを知る前に、足元でのエラ洗いによりフックオフ。
最近は跳ねる魚とやり取りをしておらず、シーバスの釣り方を忘れてしまった。
ティップを水面に突っ込んででもエラ洗いをさせぬべきだった。
えてして、逃がした魚は大きいものだ。
遠くでは、サゴシが跳ねている。
大きな魚の気配がなくなったので、Gコントロールに戻し、早めに誘っていると、ガツン。
ロッドエンドを腹に当ててはみるモノの、そんなこと必要ないサイズ。
先ほどよりは型の良いものが来たが、サワラを見せられると物足りない。
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アジング編
暗くなり始めると魚の足音が遠のいた。アジングタックルに持ち替えると、キャスト後のフォールでひったくられる。
先週房総で釣れたサイズと同じ、25㎝ほどのサバだった。
何匹か連続で釣った後、15㎝に満たないアジを5匹釣ったところで時合終了。
完全に暗くなると、堤防は太刀魚釣りであふれかえる。
少しだけ移動し、港の一番奥、常夜灯の並ぶ方へ。
ライズしているのはセイゴか?と、手早くワームで表層を引いてくると、あっさりヒットしたのはアジ。
ここから、足元に落として、ラインを張って待つだけで勝手にヒットするでたらめアジングの始まり。
今までしたどのアジングよりも簡単だった。
初めこそ楽しかったものの、良型を求めてボトムなどを探るものの反応なく、20匹ほど釣ったところで朝に備え寝ることに。
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再びのライトショアジギング
朝マズメ狙いの聴講者が増えそうだったので、早めに先日の夕マズメのポイントへ戻る。
まだ辺りは暗いが、ゼブラグロータイプのジグを放ってみる。
表層付近をゆっくり誘いたかったが手持ちのルアーではできず。
着水後のフォールでラインが止まったので合わせを入れると乗った。
あまりの引きの弱さに、銀色に光るアイツを想像すると、やはりそうだった。
F3あるなしといったところ。
その後はアタリなく、明るくなり始めたころにはサゴシが回遊を始めるも、ベイトが遠く苦戦。
完全に明るくなったころ、Gコントロールで表層を探っているとヒット。
サゴシとも違う重量感に、青物のような走り方。
見えた魚体はハマチだった。
昨秋はいくらでも釣っていたが、久々に釣るとやはり楽しい引きだ。
この日というか、このポイントではジグよりミノータイプの方が反応よく、周りでジグを一生懸命シャクっているアングラーにはアタリすらなかった。
自分もルアーをローテーションするものの、やはりミノー、特にGコントロールに戻した途端にヒットする。
前日の夕マズメと同サイズが1本。
またしても、ヘビーミノーに変えてみる。
すると、ベイトボールをかき分けたその瞬間にヒット。
昨日の最大サイズまでは程遠くとも、70㎝近いであろうサゴシを、面倒くさがり抜き上げようとしてまたしてもポロリ。
今度はタモ入れし、60㎝のサゴシをゲット。
このあと、ヘビーミノーにヒットしたと合わせた瞬間、ラインブレイク。
フロロの8号をスパッと切られてしまった。
キャストごとにリーダーは確認していた。横からバイトしてきて、運悪くリーダーを噛まれてしまったか。
ヒットルアーを無くしショックだが、今日の釣果は満足いくものだ。
ハマチはサイズこそ45㎝ほどだが、脂が程よく乗りおいしかった。
サゴシもおいしくいただいた。
楽しい和歌山遠征だった