とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

トップでトップ シーバス 1113/1114/1115

10年以上の釣り人生で、ポッパーなどのトップウォータープラグで釣り上げた魚はダツのみ。そんな男によるトップシーバスゲーム。

 
1113
 
 
当初の狙いはイナダの残党処理だった。堤防先端付近は相変わらずの盛況。
 
途中、鳥山を確認済みなので自転車をこぐ足にも力が入る。
 
堤防に到着。先端へ向かおうと海を眺めていると...
 
バコッ、バコッ
 
え?
 
堤防内側の、水深1mもないようなところでボイルが多発。
 
大慌てでタックルを用意し、ロンジン、ジンペンをセット。
 
先日磯釣行に行った際にフォロワーさんがワラサを掛けたルアー。
 
彼曰く、「ジンペンはエサ」とのこと。
 
湾奥イナダ、シーバスの際には、周りが釣れない状況でもトップで一人連発したこともあるそうだ。
 
その言葉につられ、3000円、飲み会一回分の金を出し手にしたのだ。
 
釣れてくれなきゃ困る。
 
ジンペンは、期待を裏切らなかった。
 
一投目。見様見真似でダイブさせ、浮かす。
 
トゥイッチを繰り返し、食う間を与える。
 
バコッ。いきなり出た。
 
心臓が高鳴る。が、フッキングせず。
 
しばらく、毎投のようにシーバスがアタックしてくる。2匹同時にチェイスしてくることも。
 
しかし、乗らない。
 
後でわかったが、どうやら早く動かしすぎていたようだ。
 
今度こそ、フッキングに成功。魚は走りだす。
 
これはデカいと確信したところで、また抜けてしまった。
 
水柱を立てて食ってきても、合わせを入れないほうが良いのだろう。
 
今度は、ロッドに重みを感じるまで待ち、合わせを入れる。
 
すると、がっちりフッキングに成功した。
 
 
 
丸々と太った、65cm。きれいな魚体をしているので、完全な回遊型の個体だろう。
 
ということは、同サイズの群れが入っているはず。
 
一尾手にするまで時間を要したが、ここから連発。
 
も、タモ入れ時に2匹連続でバラしてしまった。
 
タモ入れを手伝ってくれたアングラーさんは非常に申し訳なさそうにしているが、干潮・高い足場では仕方ない。
 
さらにヒット、今度はタモ入れに成功。
 
 
こんなかわいらしい奇形。この個体も果敢にトップにアタックしてきたし、引きも強かった60㎝弱。
 
頑張って生き残ってほしい。
 
ジンペンの威力はすさまじい。この日はトップがハマったようで、よく会う、シーバス名手のおじさんすら何を投げても釣れない様子。
 
隣でトップを投げる人には、チェイスはあってもなかなかアタリが出ない。
 
そんな中、ジンペンには、一投一誤爆以上出る。
 
どんな誘い方でもよく動く。
 
ワンピッチでトゥイッチしてもよし、
 
ダイブさせてから一回転リーリングしてもよし。
 
さらには、細かいピッチでトゥイッチしてやれば、弱った小魚を演出するドッグウォーク。
 
どの動きにも反応はある。
 
ここで、すさまじい水柱を立てヒットしたのは、目測でこの日最大の70オーバー。
 
しかし、今度は自らタモ入れしようとするが、見事に失敗し、あえなくばらしてしまった。
 
まだ、反応はある。
 
 
もう一尾、同サイズを追加。
 
ベイトはイナッコのようだ。シーバスが20㎝近いイナッコを吐き出す。
 
シャローで掛けると、水平方向に走るので面白い。
 
 
この日最大の70オーバー。嬉しい一尾。
 
ボイルがなくなり、魚の気配はなくなったが、ジンペンにのみ反応がある。
 
 
この日最後のフッコを追加し、いよいよ群れが抜けたようなので撤収。
 

 

 
 
1114
 
この日は、朝から雨が降っていた。が、釣りに行きたい欲を抑えられない釣りバカは、雨が止むタイミングをを見計らい、ちゃっかり地元ポイントへ。
 
前日の爆釣に味を占めた僕。
 
またボイルが起きている。早速ジンペンを投入。
 
すると、一投目から派手な水柱を出し、ヒット。
 
一気に魚は走る。大きいぞ。
 
と思ったら、エラ洗いでフックアウト。思わず天を仰ぐ。
 
この日は、どうして、乗せることができない。
 
ルアーがはじかれることが多かった。
 
なんで乗らない!?とよくよくルアーを見てみれば、フロントフックがスプリットリングごと取られていた。
 
最初の一尾にやられたようだ。それに気づかないなんて、なんという失態。(毎釣行何かしらの失態を犯している気がする。無能。)
 
それでも、なんとかフッコサイズをゲットする。
 
 
そのあとは前日と同様のサイズ。
 
それから、また内側のシャローにベイトを追い込んだシーバスのボイル。
 
立て続けに2匹良型がヒットするものの、タモ入れでばらす。
 
そろそろ、4m以上あるタモの導入を本気で考えよう。
 
えてして、逃がした魚は大きいものだ。
 
この日は、魚の反応がありながらもキャッチできない、もどかしい釣りとなった。
 

 

 
1115
 
翌日、釣り場で会った好青年kawabe氏を誘い、甘いトップゲームの蜜をすいつくしてやろうという魂胆。
 
結論から言うと、前日よりも状況は渋かった。
 
この日はボイルなしで、疑心暗鬼になりながらも、ジンペンに託す。
 
すると、なんとか一尾ゲット。
 
 
色を見るに、どうやら居着きのようだ。
 
雨により状況が大きく変わってしまったようである。
 
kawabe氏も、なんとかトップでキャッチに成功。
 
その後彼にデカイのがかかったが、根ずれでラインブレイク。
 
しかし、初めてのトップシーバスに大興奮の様子だった。
 
釣りにありがちな「昨日まではよかった」を見事に体現するような状況でも、なんとかお互いトップで出せた意義は大きい。
 
トップの釣り、はまってしまった。