知多アジング 0913
ついに手を染めてしまった平日仕事後アジング
仕事に慣れ、余裕ができてきた…訳でもないのに、平日仕事後に知多半島までアジを求める日々が始まってしまった。
前回の知多アジングはこちら
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なんとなく掴めてきた知多アジング。
まだアジング自体初めて日が浅く、経験でモノを語るのは些か危ういが、
知多のアジは、じっとボトムに構え、流れてくるアミなどを捕食している場合が多い様子。
この日は前々から気になっていたポイントにはじめからエントリ。
どこで釣りをして良いのかわからずビクビクしていたが、釣り禁止の文字は見当たらず、港内の常夜灯に構える。
車のヘッドライトが海面を照らしたとき、辺り一面ベイトで覆われていることには気づいていたが、いざ目の前にすると壮観。
そこかしこでライズが起き、俄然上がるテンション。
早速リグを用意し、表層を攻めてみるとあっさり釣れたのはセイゴ。
そんな気はしていたが、アジも混じっているかもしれないとしばし探る。
結局アジの魚信はなく、ボトムまで丹念に探る。
港内でも比較的奥まった場所だったため、流れを求めて一段ソト側へ向かう。
最近ハマっている「流れ」。
流れがなくともアジはいるかもしれないが、少なくとも流れを探し求めるとアジに出会える確率が上がっている。
というわけで、潮の流れに常夜灯の絡む場所を探す。
睨んでいた先端は先行者があるので、一つ手前の常夜灯に陣取る。
長期戦ドンと来いと、堤防に腰掛け釣座を構える。
秋の始まりを感じさせる匂いと空気、気温。
そんな中、静かな海を眺め、1gに満たないリグの感触を感じ取ることに集中するだけで、心がすっと穏やかになる。
まずは念の為、表層から探るが案の定反応は無し。
と、0.5gを一気にボトムまで送り込む。
ここまでで30秒近く。横浜ボートアジングの一つの恩恵は、「待てる」ようになったこと。
今まではリグをボトムまで沈めきれず、アクションをかける、あるいはボトムをとってもすぐにレンジを外してしまうことがあった。
あの経験のお陰で、足元まで辛抱強く一定レンジをトレースできるようになった。
しばしの沈黙の後、ヌッとリグを押さえるような違和感に反射的に合わせると、小気味好い引き。
もらった、と抜き上げると、13cmほどの豆アジだった。
新たなポイントでのアジングに、また一つ成功した。
続けて、と意気込むも、次のキャストでポロリして以降沈黙を貫く海。
少しずつ移動しボトムを探っていると、小メバルをゲット。
なかなかアジからの返答は得られない中、ワームのカラーをローテーションしていく。
先ほど当たったクリアーレッドラメに変えた途端、ヒット。
アタリカラーなのか、たまたま群れが来たタイミングなのか知る由もない。
なんとか得られた5つのアタリのうち、3匹をゲットしたところでにわかに水面がざわつく。
先ほどまでもセイゴが盛んにライズしていたが、それとは異なる音。
常夜灯が照らしたのは、ギラッと光る銀色の細長い魚体、タチウオだった。
反射的にリグを投入し、表層をトゥイッチしながら引いてくると、いきなりヒット。
シーバスタックルで挑めばあっさり上がるタチウオも、アジングタックルで相手をするには強敵だ。
網など持っていないので、南無三、と抜き上げると、成功。
思ってたより大きく、F2ちょいサイズながら、80cm近く。
流石に肉の厚みはないが、持ち帰ることにした。
タチウオの出現以降、めっきりアタリが無くなったので納竿とした。
アジは唐揚げ、タチウオは刺し身と唐揚げにして美味しく頂いた。