とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

湾奥バチシーバス 0218 0219

2回目のバチ抜けDays

 
やってきましたバチ抜けの潮周り。
 
前回は寒い日が続く中での今年初バチ抜けとなったが、お陰でアングラーも少ないが魚も少なかった。
 
前回の記事はこちらから
 
ここのところ比較的穏やかで暖かい陽気が続いているので、魚の活性も上がってきたと信じたいところ。
 
2月半ばの大潮周りで、産卵を終えたシーバスが東京湾に戻ってくる、なんて話も聞いた。
 
期待できる材料が数多く揃っている中での出撃に胸は高鳴るが、結果やいかに。
 
 

0218

 
前日、1時間のみ様子を見に行ったが、魚はおろか、バチすら抜けていない状況。
 
風も強く、釣り人に最も必要と言われる忍耐力を備えない僕は、早々釣り場をあとにしたのだった。
 
その雪辱を晴らすべく、気合を入れ望んだのがこの日。
 
風は弱い、昼間は日差しが射し、小春日和だった。
 
自分がバチならふらっと出かけたくなるような天気だ。
 
時合より少し早めにポイントに向かうと、目指すポイントより下流で既にアングラーが魚を掛けていた。
 
はやる気持ちを抑えきれず、ブエルタ・ア・エスパーニャを戦うが如くチャリを漕ぐ。
 
前日ふと思い立ち、バイク用チェーンルブをチェーンに挿したおかげで、新品のリールを回すが如く、一漕ぎ一漕ぎが快感。
 
息を切らしつつポイントに一番乗りし、マニックを手に早速ボトムを攻めてみることに。
 
流れが効かない状況でマニックをスローに流すのはとても難しく、根掛かりしロストしてしまう。
 
リーダーを組み直す間に、BETTY氏が到着。
 
二人並んでアップにキャストする。
 
未だ流れは効かず、表層にバチも見当たらないのでエリア10 EVOでボトムをトレースすることに。
 
橋の灯りが作り出す明暗を流していると、アタリが出る。
 
すぐさま軽く合わせ、ファイトにかかる。
 
首を振るような引きで、エラ洗いはなし。
 
上がったのは、40cmほどのウグイ。
 
ウグイがルアーで釣れるのは都市伝説だと思っていたが、どうやら事実のようだ。
 
魚が釣れたのは嬉しいが、本命ではない。
 
写真も撮らずリリースし、同じ要領でボトム付近を探る。
 
しばらくすると、またヒット。
 
直後にパワフルな走りを見せ、ついに本命か、と淡い期待を抱いたが、またもエラ洗いが無い。
 
嬉しいが、嬉しいのだが、複雑な気分でランディング。
 
外れた針が背中に回っていたが、無事ネットインに成功した。
 
サイズアップ成功だ。ウグイの。
 
測る前にお帰り頂いたので正確な大きさはわからないが、55cmほどだっただろうか、バチをたらふく食べ、肥えた個体だった。
 
確変突入か。(ウグイの)
 
隣でBETTY氏にヒットしたのも、ウグイだった。さらなる良型。
 
先の潮周りのときのような派手なボイルではなく、吸い込むようなボイルが多いのは
 
それらがウグイのものだからだろうか?
 
この後すぐに大量のバチが上流より流れてきたが、彼らの天敵は一体何処へ、ついにシーバスらしきバイトすら得ることはない。
 
 
この状況に焦る二人は、イチかバチかの(バチ抜け、だけに)ポイント移動を選択。
 
移動した先は僕にとっては盲点になっていた場所だったが、感覚鋭いアングラー達が既に幾人居た。
 
しかも、川面にはボイルが見られる。
 
挙げ句、目前で先行者にヒット。
 
話を聞けば、これで6本目だと言う。(ファイト中に話しかけてしまいスミマセンでした!)
 
息をのみ目を合わせる二人。僕が震える手で手にとったのは、台風後の海岸で拾ったサスケ。
 
得意の忍法で魚を仕留めておくれ、とつまらないギャグを言いたいのを堪えキャストを繰り返す。
 
その間にも下流側のアングラー達にはヒットが続く。
 
何がいけないと、なんとなく目立つカラーのレッドヘッドエリア10 FIXに替えてみる。
 
するとすぐさまヒット。カラー関係あるのかな?
 
ともあれ、コイツは間違いない、シーバスだ。
 
心地よくしなるが、余裕を見せるスラッシュボイルで難なく寄せ、タモ入れに成功。
 
一瞬小さな目と口をしたアイツかと見間違えたが、紛れもないシーバスだった。
 
 

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体感で50cm程かと思ったが、BETTY氏いわく57cmとのこと。
 
都合よく解釈しよう、ということで57cm(仮)のシーバスゲット。
 
実はファイト中は、ウグイかも、という疑念が拭いきれず静かにファイトしていたが、釣れれば饒舌になるのが釣り人の常。
 
やっぱり、シーバスだと思ってたよ、なんて震え声で嘘を吐きつつ、リリース。
 
1本目まで長かったが、釣れてよかった。
 
早々状況を見極め移動した甲斐があった。
 
しばらくすると、ボイルが少なくなってくる。
 
目視できるバチはそれほど多くないので、魚はルアーを見切っているのか?
 
なにせバチシーバスの経験が乏しく、そういった状況判断ができない。
 
BETTY氏にヒット。心地よくドラグが鳴る。タモ入れを手伝うと、アイツだった。
 
ランカーウグイゲット...
 

 

これに伴い、ウグイハンターへと名前替え。

 
このあともルアーを投げ続けるが、周りにもヒットが少なくなってきた。すれてしまったのだろうか。
 
僕は早々帰宅することに。

 

―タックル―
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル806UL
リール:17アルテグラ C3000HG
ライン:よつあみ(YGK) フロンティアX8 ショア1号
ヒットルアー:GAEA エリア10EVO アカキン
          GAEA エリア10FIX レッドヘッドチャート
 

0219

前日、苦しみながらもなんとか1本をゲットした。

 

バチの誘惑に耐えきれないシーバスの誘惑に耐えきれず、この日も出陣。

 

この日もBETTY氏とともに、昨日シーバスをゲットしたポイントへ向かう。

 

この日は平日ということあり、先行者はいない。が、バチもいない。

 

バチもどうやら仕事に出かけているようで、僕のようなニートバチしか目視できない。

 

焦る二人、上流側から順にバチを探す旅へと出ることに。

 

前日からは考えられないほど少ないバチに、少しのアミやプランクトンも見えた。

 

と、ボイルが出ていることに気づき、キャスト開始。

 

ボイルの出た場所に的確にルアーを通していたBETTY氏にヒット。

 

タモを入れると、空気の読めるウグイ氏だった。

 

これで、彼は昨日から連続で4匹目のウグイ。名実ともにウグイハンターの位を恣にした。

 

この日ヒットのない僕は、ウグイでもいいから、と狙うが不発。

 

バチを目視できたことを受け、再度下流にてシーバスを迎え撃つことにした。

 

すると、先行者あり、ライズが出始めたとのこと。

 

すぐさま色々試すものの、なかなかバイトに至らない。

 

BETTY氏にもアタリはあるが、かなりショートバイトだという。

 

魚が何らかの違和感を抱いているのだろう。

 

もしかしたらバチだけがベイトではないのか、と考え、アミやマイクロにも対応できるPLEX水面直下を投げることに。

 

流れが効くと、スローに表層を流すのが容易になる。

 

アップにキャストを繰り返すと、ヒット。

 

シーバスだ。

 

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昨日よりは小さい、50ほどか。
 
とりあえず満足。
 
この後すぐ、船が通り魚の気配は消えた。
 
この川に係留するのは違法なはずなんだけどなあ、ともやもやしながらも、この日の釣りを終えることにした。
 

 

―タックル―
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル806UL
リール:17アルテグラ C3000HG
ライン:よつあみ(YGK) フロンティアX8 ショア1号
ヒットルアー:LONGIN PLEX水面直下 チャートグリーンパール

 

今回の潮周りは、新月かつ、魚が戻ってくる潮ということで期待を抱いていたが、結果としてタイミングやポイント選びが思ったよりシビアな感が否めなかった。

 

なかなか苦しい釣りとなったが、2日とも釣果を挙げることでき満足。