最近の湾奥事情 1122~11/27
11/22 先週最後のイナダ祭りが終わったと思いきや、まだ湾奥青物の夢は潰えていないようだ。
凪いで天気も良好なのでトップシーバスを狙い地元へ出陣。
以前のトップゲームの余韻をまだ引きずっている。
手や目に明確に残るすべての刺激。嗅覚を除く五感すべてを揺さぶる魅惑のトップゲーム。
あれ以上の興奮をもたらしてくれるのはいつに、そしてどんな釣りになるのだろうか。
さて、トップでのシーバスはおろか、どのレンジを探ってもシーバスからの反応を得ることはできない。
シーバスはいない、いや、(僕の腕で釣り上げることのできる)シーバスは、いない。
どうしたものかと、より水深のあるポイントへ移動。
その途中で、堤防際に突如としてナブラが沸く(湧く)。
ナブラの魔力はすさまじい。ベイト、フィッシュイーター、鳥、さらにはアングラーまでをも興奮させる。
半ば反射のように、結んでいたJINPENを投げる。
いい位置に入った...が、魚がルアーに反応を示すことはなかった。
見れば、ベイトは小さなカタクチイワシのようだ。
再びナブラが起きたが、小刻みなドッグウォークで攻撃されパニックになるイワシをイミテートするものの、食わない。
すぐにナブラは立ち消え、水面は再び静寂に包まれる。
同行していたカワベ氏を呼び寄せるも、時すでに遅し...に思えた。
しばらく湾内を打つものの、当然のごとく反応はない。
この日唯一にして最大のチャンスを逃してしまったようだ。
僕は水深のある先端で、確実に魚が回遊しているであろうレンジを打つことに。
前までであれば、これで何かしらのレスポンスを得ることは出来た。
しかし、そううまくはいかず、アタリの一つも感じ取れない。
どうしたものかと思案していると、カワベ氏が、先ほどの場所でボイルが起きたという。
急いで向かい、キャスト。
またしてもトップで食わないので、ほんの数cmレンジを下げ、サブサーフェスのミノーを投げる。
結果的にこのルアーチェンジが正しかったが、今となっては1)レンジ 2)ベイト どちらのアプローチが合致したのか知るすべもない。
さて、またしても大量のカタクチイワシが逃げ惑っている。
ナブラの少し先に着水させ、高速リトリーブにトゥイッチを織り交ぜる。
ナブラが起きていた場所の真上で、ほんの少し、止めてやる。
するとどうだ、思惑通り食ってきた。
上がったのは湾奥イナダのアベレージ、45cmほどの太った魚体。
今回は食べる算段ではなかったので、リリース。
すると再び、ナブラは収まってしまった。
魚は抜けてしまったかと思ったが、惰性で沖向きに投げていたミノーに再びヒット。
やはり、トゥイッチのあとに食ってくる。
このあと2匹追加し、完全終了。
ブログを書きながら、このときが今シーズン最後のイナダになるだろうと予想。
普段湾奥で釣れない魚だけに、なかなか寂しい思いをさせてくれます。
来年からは千葉にいないので、次湾奥青物を釣るのは何年後になるのだろうか。
23,24日
沖に鳥は見えるものの、手前に魚が寄っている様子は見られない。
回遊型のシーバスは食い気があり容易く釣ることができたが、回遊シーバスがベイトを追って南下した今、居着きのシーバスを狙うタイトな釣りが求められる。
シーバス本格挑戦初の今シーズン、この後何匹のシーバスを釣り上げることができるのか....
25日
久々のナイトゲーム。
ナイトシーバスをやる場所はこの一か所のみだ。
近場で手軽なポイントを知らない。
いつかバイクでめぼしいポイントを見つけるツーリングでもしてみようか。
さあ、このポイントは常夜灯周りと手前の岸壁が主なポイントだろう。
実際、これらのポイント以外ではバイトを引き出したことすらない。
入ってくる魚の数も極端に少ないはず。
常夜灯の下では、小さなライズが時折発生する。
これが起きても、素直に喜ぶことはできない。
なぜなら、試行錯誤繰り返しても、食わせることができないから。
このライズ、ベイトは何なのだろうか...
一度、アジング用ワームで誘ってみたいが、ポイントの特性上45mほど飛ばすことが前提なので、シンカーを購入次第試してみよう。
まあ、シーバスがいることはわかったのでやる気は起きる。
VJを明暗でリフト&フォール。三投目くらいでフォール中にアタリが。
サイズはそれほどだが、ここで取るシーバスは特別なので、慎重にやり取り。
タモ入れで絶望したが、足場が高く、手持ちのタモではぎりぎり。
何とか腕を伸ばし、ランディングに成功。
サイズこそないものの、嬉しい1匹。
取り込みのしやすさ、持ち運びの便利さを求めて、新しいタモの導入を本気で検討しよう。
この1匹以外に反応はなく、帰宅。
27日
朝7時、地元へ。
ベイトはカタクチが少々。
誰も釣れている様子はなく、15分で帰宅。
夕マズメ、おとといのポイントへ。
前日の大荒れで、ゴミが浮き、水色も悪い。
上げに合わせてシーバスが入ってくることを期待したが、全く反応がないので帰宅。
厳しい季節になってきた。