とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

0804 和歌山アジング

大遠征。アジングだけしにいきました

 

愛知に来てからというもの、今まで行く機会のなかった新たなフィールドでの釣りに精を出している。

 

元来、釣れる場所での釣りが好きな僕にとっては難しいものではあるが、思い通りにいかないのが釣り、自然相手の遊びの醍醐味なのだ。

 

 

というわけで今回は夏の釣りの代名詞、ライトショアジギングをメインに、夜は豆アジングを楽しむことに。

 

中紀も伊豆も、房総も。黒潮の恩恵を受けるこれらの釣り場では、同じような釣り魚が猛暑とともにやってくる。

 

シイラ、ソウダガツオやショゴ。夏のルアー釣りの代名詞ともいえるこれらの魚が回遊するのを見込んでの釣行だ。

 

昼間は大きめの漁港へ。岸壁には漁協が放流下であろうチャリコや、これまた夏の魚フグが大挙。

 

ワームがだめになってしまうのでサクサク先端まで向かう。

 

水深こそあるものの、潮の流れが感じられない。フグが来てしまうのがその証左だろう。

 

先端をあきらめ、堤防の曲がり角付近へ。潮がぶつかりヨレができている。

 

テトラ際にはアジも確認できたがスイッチオフ。

 

とりあえず、猛暑の日中なのでリグをボトムまで送り込む。

 

リグが潮を掴んでう感覚を感じる。と、アタリがでる。

 

合わせをくれてやると、なかなかの引きで暴れまわる。

 

アジではないのでショゴか?と思ったが、その正体は太ったカマスだった。

 

測ってないが目測で30cmほど。

 

 

美味そうだがバッカンを持ち合わせていなかったのでリリース。

 

久々の太カマス、こんなに引くっけと感動。

 

さらに同様の攻め方でヒットに持ち込む。こちらもデカいぞと、テトラ下に突っ込まれないようゴリ巻きするとフックオフ。

 

テトラの落ち込んだボトムを回遊している様子で、ヒットしても獲れないことが4回ほどで結局2キャッチで終了。

 

場所を移動する、河口がらみのシャローエリアでヒットしたのは鉛筆カマスと豆豆アジ。

 

フグも多いので移動。

 

ここからナイトゲームに突入、ポイントの目星はついていなかったのでひたすらランガン

 

常夜灯の光を求めさまよう僕らはさながら夏の虫。

 

お目当てのアジは見つからず、セイゴは岸壁際にいくらでもついているような状況。

 

ナイトゲームで気が付いたのが、セイゴは潮のよどんだ場所の方が多い。

 

そんな場所に味がいることは少なく、逆に潮の流れがある場所ではセイゴは少なめ。

 

セイゴがどこにいるかはともかく、アジは潮の流れが重要だと身をもって体感した。

 

次の漁港は、漁協のホースから水が垂れ流しで注ぐ。

 

泡が立ち水はかき混ぜられている。

 

絶対魚がいるだろうなと思い岸壁際をトレースすると早速追ってくる魚影。

 

沖の常夜灯の光が切れるあたりに投げ、トゥイッチを交えながら表層を巻いてくると案の定ヒット。

 

直後に激しいエラ洗いを見せたのは体高のあるセイゴ、ヒラセイゴだった。

 

 

小さくてもカッコよいシルエットだ。

 

立て続けにヒットしたのはマルセイゴ。混在している様子。

 

毎投のように当たるが、魚が小さいのとエラ洗いでばれてしまう。

 

しばらくすると、明らかにサイズの違う魚がヒット。

 

地形的にアジングタックルで穫れるのはわかっていたので落ち着いてファイト。

 

見えたのは60upのシーバス(おそらくマル)。寄せたが最後のエラ洗いであえなくフックオフ。

 

この後もマルヒラセイゴと戯れ、相変わらず味がいないので移動。

 

ここも常夜灯がともる。光の中、魚影が確認できた。

 

先ほどと同様リトリーブしながら誘うとアタるが乗らない。

 

シーバスのアタリとは異なるアタリでキャッチしたのは、待ちわびたアジ。

 

大きさはわずか12㎝程だ。ときおりライズするのもアジだろう。

 

 

常夜灯の直接当たらない暗がりでライズが頻発している。

 

奄美でもこういうことがあった。光源の近くよりより暗いところを好むのだろうか。

 

基本的に投げて着水と同時にリトリーブ、時折トゥイッチング。

 

秋冬の房総でやるアジングとは誘い方が違う。

 

暗がりではクリアよりソリッド系のカラーの方が反応が良かった。

 

アタリはあっても乗らないことが多く、JHを0.3gまで落として吸い込みをよくしてやると多少フッキング率は上がる。

 

そんなこんなで20匹ほど苦心して釣り上げたとき、ライズはなくなり時合が終了したようだ。

 

 

朝は回遊魚を狙うために移動、仮眠。

 

サーフに隣接する堤防だ。遠投しても水深は10mあるかどうかと浅く、期待は薄い。

 

水面をぴょんぴょん跳ねて逃げるイワシやアジが確認できた。

 

しかしそれらを食べにくる魚はおらず、不自然なそれらの魚は人為的に目をつぶされてリリースされたものではないかと思った。

 

胸糞が悪くなるが、アジが確認できたのでアジング開始。

 

すると1投目からヒット、豆アジだ。

 

この後もアタリはあるが、足場の高い堤防でうまくラインを張れず苦戦。

 

ジグやプラグも投げたが、シイラはおろかソウダガツオすら回ってくることはなかった。

 

―タックル―
ロッド:テイルウォーク  SALTYSHAPE DASH AJI 511/SL
リール:17ソアレci4+ c2000ss
ライン:サンライン 鯵の糸 0.3号
ヒットルアー:アジ弾丸1.0g + アジマスト クリアレッド
       サイコロヘッド0.3g + アジマスト グローホワイト

 

 

 

さ、お盆は半年ぶりの奄美遠征。

 

今回はどんな魚が迎えてくれるのか。

 

 

 

0729 西伊豆ライトショアジギング

ぶらり途中下車の旅西伊豆

さ、帰省するたびに体調を壊している私ですが、今回は...?

 

無事でした、やはり無理がたたったところに外的要因が加わるとあっさり体調を崩すようです。

 

ようやく車を手にしたので、帰省がてら釣具を持って帰ってくる。

 

千葉→愛知、そして車に積まれた釣具...

 

はい、ご想像の通り沼津にて東名を降り、そのまま峠道を南下した13時過ぎ。

 

心配された台風の影響も、伊豆半島が盾となってくれたその西側ではほぼ見られず。

 

濁りなし、うねりなしの絶好の釣り日和である。

 

早速ラテオMHにジグパラサーフ35gを付けかっ飛ばす。

 

tsurigasukidesu.hatenadiary.jp

 

前回館山では、シルエットの小さなメタルジグや弓角に軍配が上がったが、釣友の情報ではシンペンにも食ってくるとか。

 

見れば、足元を10㎝ほどのイワシが群れで泳いでいる。

 

こいつらを食べているならシルエットの大きなルアーにも食ってくるのは納得だ。

 

かご釣りのおっちゃんも釣り始めているし、沖ではナブラがたっている。

 

こんな真昼間から魚の存在を確認出来て、がぜんやる気。

 

だが中々ルアーには当たらず。

 

ボトムを取りワンピッチやロングジャークを交えてフォールさせるとラインが止まる。

 

合わせを入れ、ゴリ巻き...抜けてしまった。

 

その後またしばらくアタリが遠のくが、ナブラが先ほどより近い。

 

魚も寄っているだろう。ジグパラ40gに変え、ド遠投。

 

着水と同時に、テロテロ巻いてくるとズドン。

 

よく引く。ソウダだ!

 

前回こいつらをメバルロッドで成敗した私って天才?

 

いや、ネズレの心配がないソウダなら時間を掛ければ獲れる。

 

引きを楽しんで最後は一本釣りのごとくぶっこぬく。

 

 

かご釣りのおっちゃんに奉納。

 

ここから1投1ヒット状態で6連続(1バラシ)

 

1本だけキロオーバーかなという太めが混じったがそんな感じ。

 

期待していたシイラはこの時間はお留守のようで。

 

隣に竿だけ置いて2時間くらい出かけてたという竿の持ち主がなぜか不機嫌で帰ってきたんでキリよく退散。

 

実釣1時間で5キャッチと、なんと理想的な釣りか。

 

以上寄り道西伊豆ソウダ速報でした。

 

 

 

―タックル―
ロッド:ダイワ ラテオ100MH
リール:シマノ 17アルテグラC3000HG
ライン:シマノ ピットブル×8 1.2号
ヒットルアー:メジャークラフト ジグパラサーフ 35g ブルーキャンディ

                ジグパラショート 40g ブルーピンク

0715 館山ウルトラライトショアジギング

夏の風物詩、南房の血祭り

 
先月のロックショア以来の帰省釣行。
 
 
 
実はあの後、39℃の高熱と下痢に追い詰められ2日を寝て過ごしたというドラマがあった。
 
しばらく生魚は食べるまいと決めた私であった。
 

0616 福井アジング

 
実は6/16にも福井方面に釣りに行った。アジングの成立を目論見意気揚々と日本海を目指したものの、釣れているアジは7cm以下という豆アジ、もといゴマアジング。
 
これどうしたものかと悩む暇なく、福井のフィールドの豊かさの恩恵を与るべく、いつも通りの常夜灯ワーミングにてメバルを始め、時折良型の混じるシーバスも楽しんだ。

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夜通しの釣りが祟り結局最大のチャンス朝マズメを逃すという失態でオチを付ける。
 
 
さぁ、本題へ向かおう。
 

0715 館山ULSJ

 
夏の風物詩、ソウダ祭りが開幕した。
 
誰もが知るところなので場所が館山であるということを隠すつもりはない。
 
この釣りは僕が小学4,5年のとき、つまり10年以上前から楽しんでいる毎年恒例の祭りなわけである。
 
単にソウダガツオがたくさん釣れるという意味で祭りだというだけでなく、ゲキコミフィールドにおけるオマツリ、そしてアングラーを返り血まみれにする血祭りの意を含む、トリプルミーニングなのである。
 
とかいう冗談はさておき、走りの群れが入り始めたという情報が7月頭からチラホラ。
 
最初の群れはマルソウダというのが定石であるが、食味は正直なところ興味がない、賛否両論あろうが、純粋なゲームフィッシングのターゲットとしてソウダを楽しむつもりで釣行に。
 
 
今回用意したタックルは二種類。
 
ロック(ライト)ショアで使っているラテオMHと、ライトゲームで信頼を置くスラッシュボイルUL。
 
走りの群れは30-40gまでのメタルジグにも十分食いつくが、シルエットの小さなベイトを食べていることを考慮し、弓角やマイクロジグを用意した。
 
初めは手堅く弓角で掛け、その後色々楽しむ目論見だった。
 
BETTY氏を拾い、一路館山を目指す。
 
釣り談義に盛り上がりあっという間の到着。
 
 
現着は2時程で、僕が好んで使う穴場的フィールドはまさかの無人
 
一番ポイントに陣取り、椅子を広げ夜明けを待つ。
 
夜明け間近になると、男性二人組が快い挨拶とともに隣へやってきた。
 
二つ返事でどうぞ、と言うと、一旦車の方へ戻る彼ら。
 
夜明けとともに彼らが連れてやってきたのは、総勢6名程の少年集団。
 
正直トラブルの予感しかしなかったが、こちらが配慮すれば済む話だ。
 
見れば、全員ライフベスト着用と、保護者のおふたかたがとてもしっかりされているようで、実際トラブルは皆無だった。
 
5時頃になっても一向にアタリはない。
 
BETTY君は弓角を投げ続ける。
 
僕は小サバが見えたのでULタックルでマイクロジグを放るが反応はない。
 
やがて、単発でボイルが起き始める。
 
すぐにBETTY君の弓角にヒット。
 
待望のソウダの引きにニヤケ顔でやり取りをする。
 
タモ入れはまさかの、隣の少年集団がやりたいやりたいと率先して行ってくれた。
 
 
 
時合到来だ、タックルを変える暇もないと、そのままライトタックルで5gのジグを放る。
 
PE0.3号との組み合わせでは、これでも50m程の飛距離が出せ、充分だ。
 
余計なアクションは要らない、表層を早引きで誘う。
 
やがて僕にもヒット。久々のソウダの左右に走り回る引きに圧倒されつつ、ロッドワークとドラグを活用し主導権を与えない、とは言いつつ時折なすすべく走られるが。
 
オープンな方で楽しんでいると、フッとフックオフ。
 
次のキャストで同様にフックオフしたので、ロッドとPEの強度を信用して、ドラグをキツめにする。
 
これで深くハリガカリするはずだ。
 
三度目の正直、それでも10mほど一気に走られたりと圧倒されるも、手前ではロッドを左右に素早く倒しソウダに操舵権を与えない。
 
素早く浮かせ、いつの間にかスタンバイしているタモ係少年にタモ入れしてもらう。
 
昨年ぶりのソウダ、嬉しいものだ。
 

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少年に対価としてソウダをあげる。
 
 
BETTY君も着々ヒットを重ね、余裕が出てくるといつもの煽りが始まる。
 
それに動揺することなく、こちらも着々ヒットを重ねる。
 
同じ館山湾内の他の釣り場は…遠目に見る限りではあまり釣れていない様子。
 
こちらも、全盛期のようにナブラができることはなく、小規模な群れが回ってきたときにヒット、という感じ。
 
まだシーズン初めなんだなと実感。
 
場所の制約上8割がサウスポーでのキャストとなったお陰で、フォームはぎこちないものの飛距離も精度も右手に肉薄する程になったのは思わぬ副産物。
 
ULタックルでのやり取りもだいぶ上達した。
 
Twitterで見た、「カツオは体が硬いので頭をこちらに向ければ主導権を握れる」というのを意識して、積極的にロッドを左右に倒しいなしつつ主導権を握る積極的なやり取りができた。
 
奄美でライトタックルを扱う際のいい練習になるかななんて思ったが、これが役立つのはダツやヤガラ相手だけか、と苦笑い。
 
ともあれ改めてスラッシュボイルとpe0.3号の強さを認識した。
 
本当に良いロッドだと思う。まだしばらくお世話になることになるだろう。
 
 
アタリがパタリと遠のき、結局10ヒット6キャッチほどで終了。
 
南房をランガンするもスレスレのショゴを食わせきれず
 
BETTY氏のドラグが悲鳴をあげ、良型ショゴかと思ったら60upのボラだった話はまた今度としよう。
 

 

 
―タックル―
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル86UL
リール:13 ソアレBB C2000SSPG
ライン:ラパラ ラピノヴァX 0.3号
ヒットルアー:上州屋で200円で買った5gのジグ