外房アジング 1208
毎週恒例となった金曜アジング。プレミアムフライデーの正しい使い方である。
ニューロッド
さて、もはや毎週恒例となった金曜アジング。先週に引き続きダイスケ氏と同行。
私の誕生日に彼女がアジングロッドをプレゼントしてくれたので、今日はその初陣となる。
今まで使っていたのは、家にあった、テイルウォーク スラッシュボイル806UL。
おそらく安価で購入していたものだが、とても使いやすい竿という印象。
ソリッドティップだのチューブラだのはよくわからないが、長いレングスのわりにアタリが明確に出る。
いや、正確には、明確には出ないが、小さなあたりも「モヤっ」と伝えてくれる。
ティップはとても柔らかく、小さなあたりもはじかない。
それでいて、バットパワーはすさまじく、65cmのマゴチや30cmのショゴの引きにも楽々耐える。
オールマイティに使える竿だと思うが、何分長く、取り回しがしづらいのが唯一の難点か。
自分の不注意でトップガイド下で折ってしまったので、余分を切り、第2ガイドをトップガイドのように見立て、使っている。
今回、同じくテイルウォークの、ソルティシェイプを貰った。
こちらは正統派アジングロッドといった感じで、スラッシュボイルに比べかなり軽く、取り回しもしやすいので楽しみである。
というわけで、スラッシュボイルにはキャロ用タックルとしての役割を与え、ジグ単ではソルティシェイプを使っていくことにする。
ダイスケ氏
いつも通り真夜中の出発。
交通量も少なく、快調。
海に出る峠で動物がいたことに二人してビビる。
まずは、いつも通り様子見の大型漁港へ。
先週のガラガラと打って変わり、3時頃だというのにびっしりと人が入っている。
これは不可能と判断、先週末ユウマズメを打った漁港へ。
朝マズメを迎えるまで、寒風に耐えながらキャスト。
さすがに外房とはいえ本格的な冬の到来を感じさせる天気だった。
結局明るくなる少し前からアタリが出始める。
しかし、うまくフッキングに持ち込めない二人。
奇しくもこの日、ダイスケ氏もティクトのおニューロッドでの参戦だった。これが原因か。
余談だが、持たせてもらったそのロッドは、ソルティシェイプをはるかに凌駕する軽量さで仰天した。
しばらくし、ダイスケ氏が本命を釣り上げる。ニューロッド入魂はアジと相成った。
一方の私、一匹アジを釣り上げるが、続かない。
アタリがあってもノせられない。
風も出て、ラインスラックが出ると、スラッシュボイルのレングスにも利点があったことに気づいた。
新しい竿がどうもなじまない。
しかも、レンジも何もかもかみ合っていないようだ。
隣で連発するダイスケ氏を横目に、3匹釣れたのみ。
アジの時合は相変わらず短く、その後はムツと戯れることに。
ダイスケ氏、いとも簡単に釣り上げるものだから、俺も、と打ってみるがなかなか当たらない。
ダイスケ氏のヒットエリアを打たせてもらう先輩の横暴で、なんとかアタリが出始める。
毎週のようにムツに会っていると気づく。
デカイのだ。
アベレージサイズが上がり、20㎝級も当たり前に。
こりゃうまいだろうと、最後になるかもしれないムツングを精一杯楽しむ。
ニューロッドも何とか慣れてきたが、どうもフッキングが甘いようだ。
じぶんが ロッドに適応できていない、改善の余地ありだ。
ぐだりながらも、なんとかムツを楽しめた。
ポイント移動
ここでいつものムツポイントに移動する。
常連のおっちゃんに混ぜてもらいながら、ここでもムツを釣り上げることに成功した。
この日はベイトの影響か、港内深くまでムツが回っている様子で、時折アジも交じる。
先に打っていたアングラーさんに挨拶し、打たせてもらうが、先ほどまでの好調が嘘のようになかなかヒットせず。
話を伺うと、朝マズメ断念したポイントはなかなか好調だったとのこと。
寝る
俺は釣り以外で徹夜をしない主義で、どんなに課題が差し迫っていても、テストの前であろうと徹夜はしてこなかった。
この日はバイト終わりから寝ずに昼前まで釣りで、さすがに疲れたので車で寝ることに。
1時間で起きる予定が、目覚ましに裏切られ、気づけば3時間経過。
眠い目をこすりながらダイスケ氏を探すと、竿を曲げている。
聞けば、アジ・ムツの時合だとか。
何たる失態か。ケータイも機内モードにしていて、呼び出しに気づかなかった。
落胆しつつも、入れさせてもらい、ワームを投入。
すると、すぐにヒット。アジだった。
まだいけると思ったが、後が続かず。
ダイスケ氏のハイペースをよそに、信じられないくらいローペースでムツを追加していく。
ウデの差をまざまざと見せつけられてしまった。
雨風が強くなり、納竿。
釣果に反比例してアジムツを分けてもらったので、この日は
アジを刺身に、ムツは炙りにしてみた。
どれも美味で、アジングという釣りのすばらしさを実感した。