奄美遠征① 0816
半年ぶりの奄美
直近2回分の記事はこちら。
ついにこの日がやってきた。
横浜ボートアジングの余韻に浸るまもなく、翌昼には家を発つ。
事前に自宅の体重計で測ってきた荷物も難なくチェックインカウンターをパスする。
順調な滑り出しだ。と思えたのもつかの間。
実は事前に1時間のフライトの遅れを通知されていたのだが、風の影響も相まってさらなる遅れが発生してしまったのだ。
結局成田を離陸したのは16時過ぎ、現地着はなんと18時。
既にマズメを1回ふいにしてしまった。
やり場のない怒りをナイトアジングに向けるべく、宿へのチェックインもそこそこにポイントへ向かう。
まずは宿近くの常夜灯。
強烈な東風が吹き、水面はうさぎが跳ねている。
出鼻を挫かれる形となったが、一通りチェックしていく。
相変わらずの透明度で、ボトムまではっきり見える港内。
アジングタックルに1gのJHを結ぶオーソドックスなスタイル。
常夜灯が煌々と照らす中、表層を早めに巻いてくると、ヒット。
直後、凄まじい引きでドラグを出していく。
前日のボートアジングで釣った、丸々とした27,8cm前後のアジよりずっしりと来る感触。
バットまで曲がり、最早釣り竿の役割を果たさなくなったロッドに頼るのをやめ、腕でリフトすると見えたのは銀色の魚体。
ヒラアジかと思ったが、浮かせてビックリ、チヌだ。
ランディングし眺めるとその魚体の分厚さに驚かされる。
38cmの良い型のチヌ。不運に見舞われた出だしを打ち消す最高のスタートだ。
しかし、強風にこのポイントを諦めねばならなかったので、一気にエリア替え。
山が遮り風裏になるであろうポイントへ真っ暗な夜道をしばしのドライブ。
たどり着いたその場所は、前回ダイスケ氏とナイトゲームを楽しんだ場所だ。
雨の影響か、かなり濁りが入り魚の気配は薄い。
オオスジイシモチの仲間などをゲットするものの、メインターゲットであるメアジの姿は中々見えない。
と、にわかにボイルが発生する。手早くリグを投げ込むとヒット。
鋭い走りを何度も繰り返すのでヒラアジかと思ったが、浮かせるとビックリ、メアジだった。
嬉しい1匹目は25upの良型。
前日の太いマアジもとてもよく引いたが、その感触の残る中掛けるメアジは想像以上だった。
続けて同様にしてヒットを重ねるも、ボイルがなくなると沈黙。
隣の大型船が着岸する船寄せ場に移動し、ここでもボイルを打っていく釣りで5匹ほど追加。
さらに対岸へと場所を移すと、打ち込みをしている方に出会った。
外道でエイやサメ、カメにGTまで来るというからスケールがでかい。
そんな釣り場でチマチマとメアジを狙い、打ち込みのエサとして奉納した。
いくらでも釣れてしまう恵まれた環境にいると、なんとメアジ釣りに飽きてしまった。
一つの要因が、マアジを釣るアジングとそのスタイルを異にすることだろう。
つまり、マアジのアジングは、前日の記事を参照してもらえばわかるように、レンジにうるさく、積極的にリグを動かすことは少ない。
対象的なのがメアジ釣りで、レンジは水面直下から刻んでいく。
リグも積極的に動かすので、夏の豆アジングに似ている。
この日は特に活性が高く、20匹ほど釣り上げ、他の魚の顔が見たくなったので攻め方を変える。
さらに、隣接するサーフの方を攻めていると、鋭いアタリが出る。
久々の強い引きを存分に楽しみランディングすると、またしても良型のチヌだった。
錆びたメジャーで測ると、40cm。
エステル0.3号のアジングタックルで相手をするにはいささかスリリングだ。
謎のボイルが多発するも、夜もフケ眠気が限度を越えたので車内で休憩することにする。
とりあえず、1日目をここまでとしよう。
朝マズメは別の場所に向かうつもりだったが、寝坊してしまう。
それが奏功するのはまた次の記事で。
25upのメアジ20は釣ったぜ
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
昨日の今日だからわかるけど、マアジの1.5倍くらい引くwww pic.twitter.com/qjcuY5q7OX
―タックル―
ロッド:テイルウォーク SALTYSHAPE DASH AJI 511/SL
リール:17ソアレci4+ c2000ss
ライン:サンライン 鯵の糸 0.3号
ヒットルアー : 色々