とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

外房アジング 0126

テストからの解放、即アジング

1週間ぶりのアジンゴ

前日、おそらく学生生活最後になるだろうテストを、おそらく無事に終えた。

 

安堵とともに、「モラトリアム」の終わりが刻一刻と近づいている事実に愕然とする。

 

そんな恐怖に打ち勝つには、釣りに没頭し現実から逃避するほかなかったのだった。

 

というふざけた前口上は置いておいて、いざ、実釣。

 

大寒波と愛すべき釣りバカ

先週、とんでもない大寒波が関東南部を襲い、雪という厄介な土産を置いて行った。

 

寒さは続き、外房への道の至る所で雪が解けず、凍っていた。

 

幸い路面が濡れている個所は見受けられなかったが、しばらくは凍結に注意が必要だろう。

 

路面状況よりも気がかりなのが、気温。

 

大多喜の峠は氷点下3℃を記録していた。

 

ポイントへ。

 

最近入り浸っていた某有名港(もはやこれは固有名詞だろう)以外のポイントを打つことを強く決意していた二人。

 

話し合いの末、朝マズメまでカマスを狙いにその漁港へ向かうことにした。

 

氷点下の夜明け前、普通の人間なら家で暖房を焚いて布団で暖かく眠ることを選ぶようなこの状況。

 

それでも、愛すべき釣りバカたちは、愛してやまない釣りに今日も精を出すようだ。

 

とはいえ極寒の平日、さすがにいつもほどの混雑はなく、すんなりと広めに入る。

 

結局

当初の予定では、朝マズメまでの時間を打つだけのつもりだった...

 

つもりだったのだ...

 

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アジ、釣れちゃった。

 

釣れると、理性が吹き飛ぶ。冷静な判断ができなくなるのだ。

 

二人で熱くかわした約束は、反故に。いや、最早約束を交わしたという事実すらなかったことになっている。

 

テトラ際のポイントは水深がなく、アジの寄りにタイミングがある。

 

最近お気に入りの、アジ弾丸0.8gにアジマストクリアー。

 

心地よいフォールでのアタリを確実に拾っていく。

 

挨拶とともに隣に来たアジンガーさんは、どうやら巻きの釣りをしている模様。

 

アジングといえば、シェイクからのフォールで食わせるもの、という先入観を持っていた僕は、リトリーブでもアジが食ってくることに驚いた。

 

話を聞けば、10年ほど前にアジングをやっていた方のようで、最近再開したとのこと。

 

当時はリトリーブメインの釣りだったようだ。釣りも進化する。

 

と、隣のdaisuke氏に良型がヒット。

 

数いる小さなサイズの群れとは別の群れを形成している様子だ。

 

同じように誘うと、

 

 

久々の良型アジの引きに酔いしれる。

 

アジングとは、釣りの中でも特に趣味性の高いジャンルだと最近感じる。

 

延べ竿でも、釣りを始めてやる人のサビキでも、なんでも釣れる魚、アジ。

 

それをあえて細い竿と細い糸で、疑似餌をつけ釣るのは、あまりに崇高だ。

 

つくづく面白い釣りだ。

 

途中、食いが渋る。

 

この状況にいち早く対応するdaisuke氏、0.4gのジグヘッドに変更。

 

投げてから、こちらが、「ん?なにやってるんだ?」と言いたくなるくらいひたすら我慢、フォールさせる。

 

これに耐えたのち、ご褒美のシェイク。フォール。ジジっとなるドラグ。

 

25cm級を数本追加。

 

慌てて彼に倣う(パクる)。が、中々どうして、ヒットに持ち込めない。

 

何とか1匹23cmを釣り上げるが、腕の差を痛感。

 

その後も10:30くらいまで、試行錯誤しながらアジを釣り上げる楽しい時間が続いた。

 

風が強まったので、贅沢に早めの納竿とした。

 

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結局自分は30匹ほど。ダイスケ氏はそれ以上だろう。

 

 

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おいしゅうございました。