とある2年目の釣り備忘録

ホーム千葉→愛知。ソルトルアーメインで、ライトゲーム・シーバスをやります。たまに遠征記

奄美 ルアー釣行 1日目1215

    約2年ぶりの奄美遠征。その豊饒の海はどんな顔を見せてくれるのだろうか。

 

 出発

荷造りを終え、出発を待つ。
 
今回は、メインタックルはいつも使っているシーバスタックル。
 
さらに、スラッシュボイルにPE0.3号を結び、ライトゲーム用に。
 
メアジを釣るのも目的の一つなので、ソルティシェイプでアジングタックルも。
 
この度、17ソアレci4 c2000を購入したので、その初陣ともなる。
 
 
留学から帰国した後、今までよりハイペースで釣りに没頭し、シーバス・アジングといった新しい釣りにも挑戦しそれなりの釣果を上げてきた。
 
釣りの幅も広がり、今では以前より様々な引き出しがあると自負している。
 
そんな中で迎える遠征は、前回よりもさらに楽しみだ。
 
たびたび前回の遠征を回想しては、あの時こうしていれば、このルアーを使っていれば、
 
そういった後悔が頭をめぐっていた。
 
確かに前回、40㎝ほどのロウニンアジをはじめ、様々な魚種に出会うことはできた。
 
が、決して満足できる釣果ではなかった。
 
それだけに、今回の遠征は気合が入っている。
 
前回の遠征で忘れられない場面がある。

 

 回想

北部のホテル前、いわばプライベートビーチのような小場所。
 
はじめはスプーンでネバリ(ハタ)を釣っていた。
 
やがて、少し沖合でダツのような魚が跳んでいるのが見えた。
 
その魚たちがベイトを追っていると考えていた。
 
遠投できるポッパーを投げ、引いてくる。
 
と、突如として水柱がたち、直後に鋭い引きを見せる。
 
一瞬でダツのものではないと感じられるくらい、強烈な走り。
 
が、すぐに、フックアウトしてしまった。
 
しばらく手が震え、立ち込んでいることに恐怖を覚え、砂浜へ上がった。
 
その時気づいたが、ダツが跳んでいたのは、彼ら自身がベイトとなっていたからだったのだろう。
 
奄美のポテンシャルをまざまざと見せつけられた一場面だった。
 
 
GTを獲ろうなんて考えていない。が、ショアの、あんな小場所からでもGTとコンタクトできるあの島。
 
そういうフィールドで出会う魚たちは、一匹一匹が大切だ。
 
房総や地元での釣りでは忘れがちなあの感覚。
 
それを思い出すために、奄美に向かう。
 
 
 

 到着。再会

夕方5時、空港到着。
 
飛行機から見えたリーフの海岸線に、奄美に到着したことを実感する。
 
早速父親と合流、瀬戸内古仁屋にあるリバティオーシャンへと向かう
 
前回の釣行の際には、オーナーの山本さんにガイドをしてもらった。
 
ポイントの情報が少ない離島では、闇雲にランガンするより、地元の釣り状況をよく知るアングラーと同行するのが手っ取り早い。
 
今回も2,3日目にガイドをお願いするので、挨拶へ向かう。
 
ついでに、ナイトアジングができるポイントを教えてもらう。
 

 アジング

夕飯を食べたのち、さっそくアジングタックル片手にそのポイントへ。
 
はじめは、赤い魚が3種類釣れた。

f:id:gsxs750:20171219100837j:plain

f:id:gsxs750:20171219100848j:plain

f:id:gsxs750:20171219100912j:plain

 
※写真見辛くてゴメンナサイ。スマホの外カメラ故障中のため、インカメのみしか使えないのです。
 
が、本命のメアジは来ない。
 
堤防外側の、常夜灯が作るシェードを攻めることにした。
 
すると、しばらくののち、ヒット。
 
と同時に、鋭い走りでドラグを出す。
 
ギンガメアジがヒットしたかと思ったが、寄せる感覚で、体高のある魚ではないと感じた。
 
足元に寄せてから、再びドラグが見たこともないスピードで回る。
 
堤防基礎に向かって走った瞬間、ラインブレイク。
 
エステル0.25号で相手をするには、少し手ごわすぎたかもしれない。
 
 
そこで、タックルをPE0.3のウルトラライトジギング用に変更、夜光ジグを投げる。
 
すぐにヒットしたが、先ほどの魚ではない。
 
上がってきたのはホウセキキントキ。

f:id:gsxs750:20171219100926j:plain

f:id:gsxs750:20171219100942j:plain

 
 
この魚も、関東ではなかなかお目にかかれない。
 
しかし、この後ジグにヒットすることはなかった。
 
いいときは良型ギンガメアジがアタックしてくるとか。
 
 
再びアジングタックルでメアジを狙う。
 
すると、再びのヒット。先ほどよりも強い引きを見せる。
 
またしても何とか足元まで寄せ、取り込みにかかる。
 
今回はタモ入れしようとするが、足場が高い。
 
一度失敗し、もう一度入れようとしテンションを緩めたところで無念のフックアウト。
 
父曰く、ヒラアジだったとのこと。残念。
 
その後ももう一度何かがヒットしたが、あっという間に根に潜られラインブレイク。
 
結局この日、その正体を見ることはかなわなかった。
 
後日山本さんに聞いてみると、スマガツオではないかとの返答。
 
たまに常夜灯下に回遊してくるらしい。
 
非常に美味で知られるスマだが、小型ベイトを偏食している。
 
そのため、アジングのワームにバイトしてきたのだろう。
 
一日目、終了。
 
翌日に備える。