奄美遠征② 0817
怒涛の2日目
前日の記事はこちらtsurigasukidesu.hatenadiary.jp
今遠征全体はこちらtsurigasukidesu.hatenadiary.jp
45ロウニンも!ジンペン! pic.twitter.com/vtggaHfWgC
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
ヤッター!!!
— イガネエ (@igrs__official) August 16, 2018
ジンペンで60up,3kg弱オニヒラ!!!!!
真っ白でかっこいい pic.twitter.com/qvIbUVGtu9
フック曲げられてました
得意のマイクロワインドを試すと、1投目から良型のヤガラがヒットするも、後が続かず。
堤防先端へ向かうと、何やらベイトが逃げ回っている。
そのまま尺ヘッドDにパラワームダートを付け誘いをかけるとヒット。
その引きの感触はヒラアジ系だったが、ばらしてしまう。
足元に2匹青いヒレの魚が泳いでくる。カスミアジかと思ったが、カスミアジより白く、背中の方に特徴的な反転が見えたのでナンヨウカイワリだろう。
口の弱い魚なので口切れを起こしてしまったようだ。
その後はアタリなく、父がDコンタクトでオニヒラアジをゲットしたのみ。
流れ込みのあるサーフに立ち込めば、メッキサイズが果敢に当たってくる。
昼寝、のち魚 pic.twitter.com/jmf9ms2qTM
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
前回良型カスミアジにラインブレイクされたポイントへ向かう。
その時の記事はこちら
tsurigasukidesu.hatenadiary.jp
今日も係留船が多い。日差しが強く差すのでシェードには魚がついているだろうと予測。
Dコンタクトを船間に投げ、トゥイッチしながら早巻きすると、メッキファン垂涎もののメッキ団子となって襲い掛かる。
と、その時、船影からもんどりうって飛び出してきたのは目測60upのカスミアジ。
メッキ団子を、モーゼよろしくかき分け、ルアーに躊躇なく食いついた。
と思った次の瞬間、ドラグがとてつもないスピードでひねり回され、あっけなくラインブレイク。
その間わずか2秒ほどだった。痛恨の判断ミスだ。
前回カスミアジ、そしてイトヒキアジをゲットしたこの場所だ、当然大型のヒラアジが潜んでいる可能性を考慮し、強めのタックルで挑むべきだった。
悔いても仕方ない。
メッキサイズは毎投釣れる。ときおり姿を見せる型の良いヒラアジは、食わせられない。
前回もそうだったが、ある程度の型になると、基本的にワンチャンスをものにできないと、二度目はない。
なかなか良い反応が得られないので、通称「ヤミハタの巣」へ向かう。
海岸線を立ち込みながら移動するが、中々ヒットしない。
この辺りは魚がいなくなってしまったのだろうか。
エントリした場所から500mほど歩き、ようやくフォール中の強いアタリ。
逃すまい、と一気に巻き上げる。
上がったのはそこそこサイズのヤミハタ。
当たった直後の根に向かって反転する引きはたまらない。そこさえクリアすれば後は水面を走ってくるが。
その後も同じスプーンジグでヤミハタを追加。
今度はボトム付近をゆったり巻いていると、またしても同様のアタリ、ゴリ巻きで寄せる。
勝負あったかと思ったその時、魚が走り始める。ハタではないのか?
何度か突っ込む様な引きをみせてくれたのは、フエフキダイの仲間だった。
なるほど、道理で、と納得。
ハタの根に潜る引きに、走りを追加したような引き味だった。タマン系のこの引きに病みつきになるのもうなづける。
前回、前々回と、天気に恵まれなかったので、久々の好天の奄美にしばし見惚れる。
メッキ地獄から抜け出した
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
巨大カスミになすすべなく切られる
初タマン系!!!!!
いつものヤミハタちゃん😍 pic.twitter.com/3JayI4VtwM
ータックルー
ロッド:テイルウォーク スラッシュボイル86UL
リール:13ソアレBB C2000PGSS
ライン:ラパラ ラピノヴァx 0.3号
ヒットルアー:Dコンタクト
奄美の釣具店で買ったスプーンジグ5g
尺ヘッドD5g + パラワームダート1.6inch
夕マズメに備え、場所を移動。
突然の雨がやめば、虹の端が顔を出してくれた。
夕マズメもヒラアジの大回遊を期待したものの、朝と状況は打って変わり、ボイルはほぼなし。
2度ほど、規格外の捕食音と波紋を伴ったボイルが発生。明らかにGTのそれだった。
狙ってはいないものの、あんなものを目前で見せられると心臓がバクバクしてしまう。
いつか獲りたい魚だ。その道は険しく長いだろう...
結局、小さなボイルを打ってもなかなかヒットに持ち込めず、暗く成り切ったタイミングでトップにようやく出た。
釣り上げて納得、35cmほどのギンガメアジだった。
どうやら夕マズメに回遊してきたのはギンガメだけだったようだ。
ナイトトップギンガメ!!35cmくらい
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
今日は夜光虫ワラワラでメアジダメ〜
夕マズメはGTの爆発ボイル見れて満足 pic.twitter.com/FXt0FfccvX
奄美遠征① 0816
半年ぶりの奄美
25upのメアジ20は釣ったぜ
— イガネエ (@igrs__official) August 17, 2018
昨日の今日だからわかるけど、マアジの1.5倍くらい引くwww pic.twitter.com/qjcuY5q7OX
横浜ボートアジング 0815
東京ベイを臨む、アベレージ25upアジング
炎上系アングラーダイスケ氏に誘われ、かねてからTwitter上で交流のあった偉大な先輩アングラーお二人と初のボートアジングに挑戦することに。
No-Bite -東京湾奥シーバス/内房メバリング/鬼怒川スモール釣行ブログ-
お一人は僕が中学生の時から読んでいるブログの主。まさか会うことになるとは夢にも思わなかった。
僕がしたことあるのは外房や内房のシャローアジング。水深はせいぜい7-8m。
レンジはあるが、さしてシビアでないのも特徴だ。
一方のいわゆる横浜アジング、特にボートでのアジングでは、攻めるポイントは軒並み10m以深、中には20m近いポイントもあるとか。
僕にとって初めての横浜アジングである上になじみのないディープアジングと、不安要素満載だ。
挙句、この日は強烈な南風の吹くバッドコンディション。家から見える東京湾は台風時のようにうねり、白波が海面を飛び交っている。
風速は10m/sほどで、正直出船すら厳しいのではと半分あきらめていたが決行。
諸先輩方のアドバイスを受け、2gのJHを新調。ジグ単で使ったことのある最重量級JHだ。
お世話になったのはskyreadさん
船長さんはとても丁寧で優しく、外房アジングとの違いを明確にしながら横浜アジングのキモを教えて下さった。
重要なのはレンジ。外房アジングでいう「レンジ」は、相対的なものだと思っている。
「カウント10秒でアタッた」 これは、相対的なレンジであり、後付けのレンジ把握である。
アングラーによってレンジ表現の方法は変わるし、リグの重さによってもまたしかり。
一方魚探を搭載するボートでのアジングでは、「魚のいるレンジ」があらかじめわかっている。そこにリグを通してやることが肝要だ。
そのため、レンジは絶対的なものであり、先行する。
それにうまくアジャストするのがスタートラインだ。
このため、各人の相対的なカウント法を、絶対的な尺度=水深~mに置き換える作業が必要になる。
というわけで出船前にラインに目印をつけ、自分のリグが何カウントで何m沈むのか把握。それからの出船となった。
ここは奄美沖か、というくらいのうねりに閉口しつつ、幻想的な都会の夜景を傍目にポイントへ。
一か所目は水深12m。魚探にはボトム近辺に反応が出ている。
船長にお借りしたチタンティップのロッドを片手に、1.2gのJHを40秒ほどフリーフォール。
早速のアタリを出すのはフミ氏。いきなり良型を釣り上げる、さすがだ。
と、感覚の掴めないままシェイクしテンションフォールさせると、ついばむようなアタリが出たので合わせる。
乗った。最近は10㎝前後の豆味しか相手にしておらず、これがアジの引きなのかと困惑しながらタモ入れしてもらいランディング。
記念すべき初の横浜アジは27㎝の良型だった。
長さ以上に体高に驚かされた。見るからにおいしそうである。
と、よくわからぬまま船中2匹目を釣り上げ、ベテランたちを慌てさせるも、その後が続かない。
思えばリグがボトムまで届いていなかった。
慣れてくると、チタンティップの特長をはっきりと感じ取ることができた。
「チタンだと潮の流れがわかる」といった、正直胡散臭いと思っていたことが現実に起こっている。
リグを送り込んでいくと、ティップがほんのわずかに入り込み、手元に来る感覚が重くなる。
なるほどこれは、外房ではあまり必要ないかもしれない。
そのティップが入り込んだときが、「底潮」をつかんだ状態らしく、アジの多くはそこで待ち構えるらしい。
すると、当たるのだ。なんとなく感覚をつかんでくる。
抜き上げに躊躇しバラしたりするものの、それなりにコンスタントにキャッチ。
途中、いつも使っているソリッドティップに持ち替える。
先ほどまでチタンを使っていたおかげで、「底潮に入った」ことはかろうじて認識できるが、プレーンな状態では確かに難しいだろう。
ティップの変化にそれは現れず、シェイクした際の重さの違いによってのみ認識できる。
ボトムを取ることを意識してやると、ヒット。
自分のタックルでも3匹ほどキャッチできた。
工場やビルが彩るアーバンナイトビューを遠目に、手元の繊細な感覚に集中する釣りは極めて濃厚だった。
そのポイントで結局10匹手にすることができた。最大は28㎝だが、ほとんどがそのサイズ。
感覚がマヒしてしまう。
移動先でも1投目でヒットする、24㎝。しかし後が続かず、ガシラやエイに翻弄される始末。
風に苦戦しつつ、船内みなそれなりに釣れた。
わいわい楽しみながら都会の海に文字通り酔いしれる(ダイスケ氏死亡)、素晴らしい夜だった。